【ライダーインタビュー】雪面に馴染み、流れるように滑る。臼井裕二が語る「CORE ME」の魅力
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スノーボードにおいて、ライダーの感覚を最もダイレクトにボードへ伝える存在。それがビンディングだ。中でもSP Bindings「CORE ME」は、軽さやレスポンスだけではなく、しなやかさと懐の深さを兼ね備えたモデルとして、多くのライダーから支持を集めている。今回話を聞いたのは、スムーズで流れるようなライディングスタイルを追求する臼井裕二。カービング、ラントリ、地形遊び、そして高速域まで。あらゆるシーンでCORE MEを使い続ける理由について語ってもらった。
Q1:今期CORE MEを選んでいる理由を教えてください
臼井:とにかくオールラウンドな性能ですね。状況を選ばず使えるところが気に入ってます。
Q2. 実際に滑っていて感じるCORE MEの“軽さ”や“レスポンス”はどんな場面で特に活きますか?
臼井:カービングでは、しっかりと両足でエッジを抑えることができるので、自分がイメージした通りの雪面コンタクトが得られます。
ラントリでは、ノーズやテールで雪面をキャッチしやすく、トリックへ入るきっかけを掴みやすいですね。また、地形では樹脂ならではの粘りがあるので、細かい雪面変化や地形の動きにも自然に対応してくれます。
ジャンプのアプローチでも、そのしなやかさがすごく活きています。変則的なアプローチの中でも自然に足場を作ってくれるので、安心して重心を落とすことができます。単純に「軽い」「反応が速い」というだけではなく、状況に合わせて自然に動きをサポートしてくれる感覚がありますね。
Q3. 高速域や強い踏み込みの中でCORE MEの安定感はどう感じますか?
臼井:雪面を切り裂くというよりも「雪面に馴染む」タイプのビンディングだと感じます。高速域でも慌てずに乗り込んでいけます。
Q4. カービングやフリーランの中で「この反応の速さが助かる」と感じる瞬間はありますか?
臼井:特に感じるのは切り替えの場面ですね。切り替えのタイミングや方法は人それぞれ違うと思いますが、このビンディングはどんな切り替えにも対応してくれる懐の深さを感じます。
オーリーでもその良さを感じます。前後へ重心移動する際に、膝もしっかり自然に動いてくれるので、適正な位置へ無理なく収まってくれます。そのおかげで、オーリーもすごく楽にできますね。
細かい足元の操作でも扱いやすさを感じています。足裏やボードセンターが広く感じるビンディングなので、特にフラット気味の状況ではスイングしやすく、細かな動きもスムーズに行いやすいです。
反応が速いだけではなく、ライダーの動きにしっかり合わせてくれるので、自然な感覚で操作できるところが気に入っています。
Q5. バインディング選びで一番大事だと思うポイントは何ですか?
臼井:エッジコンタクトとフラット感覚のバランスです。一見、その2つの相反するようなボード操作は滑走中何度も繰り返し必要になります。そんなバランスの良い操作性を1番大事にしています。
Q6. 臼井さん自身が滑りの中で大切にしている“スタイル”や“こだわり”を教えてください
臼井:自分は落下スピードよりも、ターン中のスピードを大切にしています。単純に速く落ちるのではなく、ターンの中でしっかりスピードを繋いでいくことを意識しています。
また、綺麗さにもこだわっています。特に大事にしているのは、自分の骨格を上手く使うことです。無理な動きを減らして無駄を省いていくことで、その結果として綺麗な滑りに繋がるよう意識しています。
そして、自分の中では「流れ」もすごく重要ですね。特に流れに影響するのが切り替えだと思っています。スムーズに反対側のエッジへ乗り込むために、常に重心を動かし続けることを意識しています。
見せ方についても意識していて、動きに「抑揚」や「先行動作」を入れるようにしています。止まってしまうと動き出しが目立ってしまい、スムーズさが失われてしまうんです。
SPのビンディングは、そういった自然な動きや流れを全く邪魔しないので気に入っています。
Q7. CORE MEはどんなライダーにおすすめしたいですか?
臼井:スムーズに流れるように滑りたい方に特におすすめします。自然の中は同じ地形や同じ雪質は存在しません。それらの環境に自身を馴染ませるような乗り方にチャレンジしてみて欲しいですね。
Q8. 来シーズン、このバインディングで挑戦したいことを教えてください
臼井:来シーズンは、色々な長さや形状のボードに乗りながら、ボードの奥深さをもっと探究していきたいと思っています。
映像についても、自分のスタイルにこだわったものを残していきたいですね。特に、自分が大切にしている「流れるような滑り」を表現したいと思っています。
大会ではテクニカルが中心になります。春から練習してきた成果を、しっかり大会の場で表現できたらと思っています。また、新しい動き方についても追求しています。特に意識しているのは「速さ」と「スムーズさ」です。そのためにセッティングもかなり変更しました。
自分自身の骨格は理解しているので、無理のない自然な動きを意識しています。大幅にセッティングを変えたことで、改めてCORE MEの懐の深さや対応力を感じました。
どんなセッティングでもしっかり反応してくれるところは、本当に魅力だと思っています。
軽さやレスポンスの良さだけではない。雪面へ自然に馴染み、ライダーの動きを素直に引き出してくれる。
切り替え、地形、オーリー、高速域。
どんな状況でもライダーの感覚を邪魔せず、思い描いた動きへ自然と繋げてくれる懐の深さ。
臼井さんが大切にする「速さ」「綺麗さ」「流れ」を支えているのも、そんなCORE MEならではのフィーリングなのかもしれない。
自然の変化に身を委ねながら、スムーズに流れるように滑る。
CORE MEは、ライダー自身のスタイルを最大限に引き出してくれるバインディングだ。
【Profile】
臼井裕二/1979年12月10日生まれ
■身長/175cm
■スタンス/レギュラー 56cm
■アングル/前 24度、後ろ3度
■スノーボード歴/ 28年
■ホームマウンテン/会津高原だいくらスキー場
■使用アイテム/
ビンディング:CORE ME
ブーツ:PSI
■Instagram/ussyyuji